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社内情報システム担当の攻めのITに対する仕事

前回は「守りのIT」という事で、保守・メンテナンス業務について、情シス業務の説明をおこないました。
今回は「攻めのIT」に対する仕事についてご説明していきます。

現代において、情報システムは企業の経営にとって欠かせないものとなっています。
その中において、社内情報システム担当は業務の中核を担っており、企業の事業成長に大きく貢献しています。
逆に情報システム担当が機能不全を来すと、事業成長に影響を及ぼす重要なポジションになっているともいえます。


 デジタルトランスフォーメーションの推進

現在のビジネス環境では、会社規模に関わらずデジタルトランスフォーメーション(DX)が求められています。
​​​​​社内情シス担当は、ビジネスプロセスの自動化やデジタルマーケティングの導入など、企業のデジタル化に関する戦略的な計画策定と実行を担当しています。
社内情シス担当は、ITを駆使し、ビジネスのデジタル化を加速させることが必要です。

セキュリティの強化

企業にとって、セキュリティは非常に重要な課題です。
情報システム部門は、企業の情報資産を保護するためのセキュリティ対策を実施し、かつ社員が安心して、ITを利用できる環境を構築・維持する責任があります。
その為にも社内情シス担当は、最新のテクノロジーを活用して、サイバーセキュリティを強化することが求められています。
脅威に対する迅速な対応や、情報漏洩を未然に防ぐための対策など、セキュリティ強化に積極的に取り組むことが求められます。
セキュリティは一見、保守業務に捉えられ「守りのIT」の部類に思われがちです。
しかし、たえず不正アクセスの攻撃手法が変化し、新しいウィルスが蔓延する現状では「システムを一度導入すれば完了」という事は無く、新しい防御システムの導入を検討していく必要があるため「攻めのIT」にも分類されます。

 クラウド活用の推進

クラウドサービスは、ビジネスにおいてますます重要な役割を果たしています。
クラウドサービスの利用により、働き方の多様性(働き方改革)、ビジネス効率化、コスト削減、ビジネスプロセス改善などが実現できます。
社内情シス担当は、クラウドサービスの導入や活用に関する知識を持って、クラウドサービスの活用を推進することが企業成長につながると考えられます。


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 データの分析と活用

ビジネスの成長には、データ分析と活用が欠かせません。
社内情シス担当は、ビジネスデータの収集・分析・活用に関する専門的な知識を活かし、ビジネスデータを分析し、ビジネス成果の最大化につながる施策を策定することが、重要な仕事の一つと言えます。

人材育成

情報システム部門において、人材育成は非常に重要な課題です。
社内情シス担当は、部下の育成や、社内外での情報収集・知識共有など、人材育成に関する取り組みを行う必要があります。
また、情報システム部門内の人材育成だけではなく、会社全体のITリテラシーの底上げ、セキュリティに対しての意識向上なども担う必要があります。

上記でご説明した通り、「攻めのIT」への取り組みは、今後ますます重要となってくることが予測されます。
攻めのITを推進するためには、社内情報システム担当者が積極的にリーダーシップを発揮し、スキルアップすることが欠かせません。
その為には経営者が社内情報システム担当が持つ技術や知識を理解し、その重要性を認識し、社内情報システム担当が活動し易い環境を整えてあげる事が最も重要かと考えます。


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