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ITコーディネータの道(ケース研修そして認定編)

1.前回までのあらすじ

いつも弊社ブログを参照いただきありがとうございます。
FTSブロガー2号です。
今回はITコーディネータへの道第2弾として、ケース研修受講体験の話をしたいと思います。
まだ、第1弾の試験合格編をお読みでない方は、是非!試験合格編を読んでから見てくださいね。



目次[非表示]

  1. 1.1.前回までのあらすじ
  2. 2.2.ケース研修概要と心構え
  3. 3.3.事前課題への奮闘
  4. 4.4.実際の研修について
  5. 5.5.研修修了と認定


2.ケース研修概要と心構え

2022年10月にITコーディネータ試験合格。
試験疲れも癒された!?2023年1月にケース研修を受講することにしました。
研修概要としては、

・IT経営を実践するモデル企業の事例を題材に、ガイドライン活用場面を想定して「グループ討議」や「ロールプレイ」で疑似体験。
・研修中のリファレンスとなる、有用な方法論、ツール類(バランスト・スコアカード、経営成熟度モデルなど)を活用した課題取り組み。

これらから、ITコーディネータの業務や使命を理解し、問題解決能力を体系的に習得します。

研修期間は、全部で6日間で連続ではなく、ステージ毎に週単位で次のようなに進みます。
 ステージ1:1日目 変革認識プロセス
 ステージ2:2~3日目 経営戦略プロセス
 ステージ3:4~5日目 IT戦略プロセス、IT利活用プロセス
 ステージ4:6日目 IT利活用プロセス、持続的成長認識プロセス、変革マネジメントプロセス
当初は「ついていけるかな」と不安ばかりが募りました。
更に週単位の理由は、それぞれのステージに対する事前課題があるからです。





3.事前課題への奮闘

2022年12月末に研修前オリエンテーションを実施、ここで先程の研修概要と事前課題の説明がありました。
この事前課題、指示自体はアバウト、どこまで深堀検討してアウトプット整理をしたらいいのか研修当初は感覚がつかめません。
例えば、ステージ1では、モデル企業の各部門へインタビューした記録を基に、潜在している問題や課題を洗いだして、業務のどこの機能に対して、どの部門が言っているのかマトリクス整理するという課題でした。
この例ですと、あまり時間かけることなく整理はできるのですが、ステージが進むと「どの推進や考え方が最適か?」など、自分の意思をしっかり持ち、進めていくことが問われます。
まさしく、「考えてアウトプットにする」の脳内エクササイズです。
また、研修中盤では、講師から「次回までにDXで面白そうなもの考えてきて!」など、テキストから離れた課題を出されることもありました。
「え!?何をどう考えれば。。。」と頭を抱えましたが、「自分の考えや思いを整理して皆で共有する」という発想とコミュニケーション力を向上させる訓練と振り返ることができます。

4.実際の研修について

年も明け、2023年1月、いよいよ研修がスタートします。
1日目はオリエンテーション+座学でしたが、2日目以降からが大変です!
研修実施パターンとなる、講師による5分程度の概要説明→15分~30分でグループ討議とまとめ→グループ単位で発表
これを1日に3~4セットくらい実施し、ステージ最後に振り返りとしてポイントを整理していきます。
初めは全然慣れません。討議とアウトプット作成の時間配分とグループ内の役割を明確にしないと進めることができないからです。
アウトプットのフォーマットは決められているので、そこは救われました。
研修途中でグループ内でも中々意見が出ず、討議時間も延長、それでも思うように進まず、この時ばかりは、講師が30分切り上げてその日の研修を終えたのを今でも覚えています。
※今回の受講日程は、全て土日で実施する予定となっており、私に限らず、平日は通常業務、土日は研修といった両立で皆さん疲れが出てしまい、そこを想っての講師の計らいでした。

5.研修修了と認定

研修もようやく終わる最終日に、「研修修了連絡後にITコーディネータ認定申請ができます」と言われ、、、たのですが、その修了通知が一向に来ません!
問合せたところ、研修修了後2週間程度かかることがわかり、ひたすら待つこと2月下旬。ようやく研修修了通知が届きました。
修了証は無くメール通知のみで少し寂しいですが、これでやっと認定申請ができます。
認定申請はWeb上で申請、この認定も結構時間が掛かると思いましたが、申請と認定申請料お支払いして約5分後に「ITコーディネータに認定されました」メール通知が届くという瞬間認定!なんとも言い難い気持ちでした。


いかがだったでしょうか、これからITコーディネータを目指す方に、試験合格編と共に読んでいただき、合格対策や心構えの参考になれば幸いです。
改めて思うと、資格名こそITコーディネータですが、ITの技術的知識は必要ないです。
みなさんが勤めている会社やお客様に「ITを絡めた変革や戦略検討をプロセスに添って推進することができる」これがITコーディネータの基本と思います。
なので、どのような方が受けても構わないとも思うので、興味ある方はチャレンジしてみてください!

また、ITコーディネータにうちの会社助けてほしいと思った読者の皆様は、是非一度、弊社にご相談ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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山根 佐利
山根 佐利
1998年に入社し、インフラエンジニアとしてシステム導入から運用を担当しました。 2000年には社内情シス業務のアウトソーシングサービスを立ち上げ、現在はマーケティング兼プリセールスを担当し、サービス事業部と共に自社の社内情シス担当も兼務してノウハウを習得しています。

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