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情報システム部門のあるべき姿と今後求められる役割とは

近年、IoTやAI、クラウドサービスの普及が広がり、さまざまな分野でDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みが推進されています。

企業のITインフラを支える情報システム部門(以下、情シス)においては、デジタル技術を活用して、業務課題の解決や革新的なIT戦略を打ち出すための重要な役割を担っています。

一方で、デジタル技術に関する知識やスキルを持つ人材が不足している企業も多く、情シスの運用体制に課題を抱えている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、ITや情報システム部門のあるべき姿と今後求められる役割について解説します。


目次[非表示]

  1. 1.ITのあるべき姿
  2. 2.情報システム部門のあるべき姿
    1. 2.1.ハード面
    2. 2.2.ソフト面
  3. 3.今後の情シスに求められる役割
    1. 3.1.①経営視点に立ったIT戦略の策定
    2. 3.2.②企業文化と意識の改革
  4. 4.ITアウトソーシング(業務代行)でコア業務に注力することがカギ
  5. 5.まとめ


ITのあるべき姿

情報システム部門でのあるべき姿の前提として、“ITのあるべき姿”を考える必要があります。

ITには、人・組織・会社のハブになることが求められます。これまでコミュニケーションツールとしての役割が大きかったITですが、近年ではシナジーや付加価値を創出するコラボレーションツールとしての役割を担うようになっています。

データ・システムの連携をシームレスに行える環境を整備して、ビックデータの蓄積・分析を行うことによって、業務課題の解決やビジネスモデルの変革につながると期待されています。

また、このようなIT環境を従業員の負担が少なく、かつセキュリティリスクを抑えた状態で利用できる環境を整備することが必要です。



情報システム部門のあるべき姿

情シスでは、ITのあるべき姿を実現するために、ITインフラやシステムの運用管理、業務部門へのサポートなどのさまざまな役割が求められます。ここからは、情シスの本来あるべき姿について、ハード・ソフト面から解説します。


ハード面

ハード面とは、情シスの人材や運用体制などを指します。

業務を円滑に遂行するための基盤となるITインフラを安定して運用する役割を担っています。企業によって運用体制は異なりますが、主に以下のような業務に対応します。


▼情シスの主な業務

  • システム開発の企画立案
  • ITインフラの整備
  • システムの運用・保守
  • 社内ヘルプデスク

情シスでは、これらの業務に対応できる人材を確保して、円滑に運用できる体制を整備することが求められます。人手不足によって一人もしくは少人数で情シスを運用している場合には、業務負担の増加につながり、運用に支障をきたす可能性もあります。このような問題を解決するために、必要に応じて外部リソースの活用も視野に入れることが重要です。


ソフト面

ソフト面とは、情シスに対する組織の考え方や情シスを担当する人材の能力・思考などを指します。

経営層では、情シスが会社・事業の安定稼働と成長に欠かせない存在であることを認識して、運用体制の見直しや待遇改善などを図ることが求められます。

また、情シス担当者には、ITインフラや社内システムに関する専門的かつ幅広い知識・能力を持っていることが必要です。そのほか、経営層や業務部門の担当者との円滑なコミュニケーションを取りながら現場の課題を吸い上げて、デジタル技術によって解決を図ろうとする思考も求められます。


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今後の情シスに求められる役割

DXが推進される今、情シスでは既存システムの刷新や業務プロセスの改善などのさまざまな課題に対応する必要性が出てきています。

これに伴い、企業における情シスの位置づけにも変化が必要とされており、以前から対応している業務に加えて新たに以下のような役割を担うことが求められます。


①経営視点に立ったIT戦略の策定

1つ目は、経営視点に立ったIT戦略の策定です。

DXによるビジネスモデルの変革を実現するには、ITシステムの導入や業務プロセスの見直しなどの取り組みが必要になります。

このような取り組みを推進するにはリソースの投入が不可欠となり、企業の経営戦略に基づいてIT投資を考える必要があります。そして情シスにおいても、経営視点に立ったIT戦略を策定することが求められます。

経営層や現場の課題・ニーズを踏まえたうえで、ITを活用して利益の最大化を図るための戦略を提案していくことが重要です。


②企業文化と意識の改革

2つ目は、企業文化と意識の改革です。

情シスが先導してITシステムの導入や業務プロセスの見直しを行う場合、現場の理解と受容が追いつかず、従業員の不満につながったり、形骸化してしまったりする可能性があります。

現場の抵抗を解消して変化を受け入れてもらうためには、システムの導入をサポートしたり、操作方法を指導したりするだけでは十分とはいえません。

企業文化や風土などに目を向けて、情シスが積極的に業務部門に対する働きかけを行い、従業員の意識改革を図ることが重要です。


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ITアウトソーシング(業務代行)でコア業務に注力することがカギ

情シスでは、ITシステムの安定稼働や業務の円滑な遂行のためにさまざまな対応が求められています。

また、DXによる変革を実現するには、経営戦略に紐づいたIT戦略の策定や、経営層と業務部門への密接なコミュニケーションによって企業文化・意識の改革を図ることも必要です。

これらの役割を果たすための機能を備えるには、情シスを運用する人材やスキル、ノウハウなどのリソースを確保することが欠かせません。

社内のリソースに課題を持つ方は、負担が大きい業務や定型業務についてITアウトソーシングを活用することも一つの方法です。社内の情シスがコア業務に注力できる環境を整備することで、DXの実現に向けた取り組みに注力できるようになります。


なお、ITアウトソーシングの種類やメリットについては、こちらの記事で解説しています。併せてご確認ください。

ITアウトソーシング(業務代行)とは? サービス形態の種類と活用のメリット

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まとめ

この記事では、情報システム部門のあるべき姿について以下の内容を解説しました。


  • ITのあるべき姿
  • 情報システム部門のあるべき姿
  • 今後の情シスに求められる役割
  • ITアウトソーシングの活用について


ITに期待される役割が人と組織のコラボレーションに移行していることや、DXによるビジネスモデルの変革が必要とされていることに伴い、情シスに求められる役割も変化しています。

今後は、経営層と現場を巻き込みながらIT戦略を策定・提案したり、企業文化と意識の改革を図るために積極的に働きかけたりすることが必要とされています。

IT戦略の策定や企業文化・意識の改革に向けた取り組みを促進させるには、情シス担当者がコア業務に注力できる環境を整備することが重要です。

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