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社内システムを構築する2つの開発方法。内製するときのポイントとは

IT技術の急速な進化や消費者ニーズの変化など、ビジネスを取り巻く環境がめまぐるしく変わる今、スピード感のある事業運営を行うために欠かせないのが“社内システム”です。

社内システムの構築方法には、自社での内製と外部への委託といった主に2つの方法が存在します。内製の場合はより開発スピードを早められる、現場の要望に応じて柔軟な修正・仕様変更がしやすいという利点があります。

これから社内システムの構築を検討している企業では、「内製にはどのような方法があるのか」「どのようなポイントに気をつける必要があるのか」と疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。

この記事では、情シス(以下、情シス)部門や経営管理の担当者さまに向けて、社内システムを内製で構築する方法とポイントについて解説します。

なお、既存の社内システムを導入する手順やポイントについては、こちらの記事で解説しています。併せてご確認ください。


社内システムを導入する6つの手順とスムーズに進めるポイント

  社内システムを導入する6つの手順とスムーズに進めるポイント 近年、IoTやAI、クラウド、マイクロサービスなどの新たなデジタル技術の登場しています。これによって、あらゆる産業でこれまでにないビジネスモデルを展開する新規参入者が見られており、ゲームチェンジが起きつつあります。このような環境のなかで、企業が競争力を維持・強化していくには、DX(Digital Transformation:デジタルトランスフォーメーション)への取り組みが欠かせません。 DXの実施にあたっては、データの蓄積・処理ができる社内システムを活用して、生産性の向上や価値創出を図ることがカギとなります。 企業の情シス部門では、新たな社内システムの導入・刷新を検討しているものの、「具体的にどのように進めたらよいのか」「スムーズに導入するにはどのような対策が必要なのか」などと悩まれている方もいるのではないでしょうか。 株式会社FGLテクノソリューションズ


出典:総務省『令和3年版 情報通信白書


目次[非表示]

  1. 1.社内システムを構築する方法
    1. 1.1.スクラッチ開発
    2. 1.2.パッケージ開発
  2. 2.社内システムを内製するときのポイント
    1. 2.1.①業務を棚卸しする
    2. 2.2.②ノーコード・ローコード開発ツールを活用する
  3. 3.ITアウトソーシング(業務代行)で内製を効率化
  4. 4.まとめ


社内システムを構築する方法

社内システムを構築する方法は、主に2つあります。


スクラッチ開発

スクラッチ開発とは、システムのすべてを一から制作・開発する方法です。要件定義から機能・デザインの設計、実装、テスト、運用に至るまでのすべてのプロセスを自社で対応します。

スクラッチ開発のメリット・デメリットは、以下のとおりです。


▼メリット

  • 自社の業務内容・フローに適した独自性の高いシステムをつくれる
  • 要件に合わせて柔軟に機能追加ができる


▼デメリット

  • 初期コストが高額になりやすい
  • パッケージ開発よりも開発期間が長くなりやすい
  • 保守運用の負担が大きい


パッケージ開発

パッケージ開発とは、既存のソフトウェアを購入・インストールして社内システムを開発する方法です。すべてを一から作り上げるスクラッチ開発とは異なり、既製品を土台として必要な機能のみを追加・カスタマイズする点に違いがあります。

パッケージ開発のメリット・デメリットは、以下のとおりです。


▼メリット

  • フルスクラッチよりも初期コスト・開発期間を抑えられる
  • 保守運用の負担が少ない


▼デメリット

  • 多くの機能追加・カスタマイズを行う場合にコストが増加する可能性がある
  • 業務フローの変更が必要になる可能性がある



社内システムを内製するときのポイント

社内システムを内製すると、業務内容・フローに適したシステムをピンポイントでつくれることが魅力です。しかし、既存のシステムを導入する場合と比べて、人材確保の手間やコストがかかりやすくなります。スムーズに作業を進めるために、以下のポイントを押さえておくことが重要です。


①業務を棚卸しする

どのような社内システムを内製するのか、現状の業務を棚卸しして導入範囲と優先順位を決めることが重要です。

その際は業務フローや作業内容、使用しているシステム・ツールなどを可視化できるフローチャートを作成することがポイントです。

フローチャートによって棚卸しした内容を基に、システム導入の必要性が高い業務フローや改善が求められるシステムについて優先度を分けて洗い出します。


▼優先度の分け方

  • フローが複雑で既存システムでの対応が難しい業務
  • 現状維持したい業務
  • 外部システムを活用する業務


独自性の高いシステム開発が求められたり、将来の拡張性が求められたりする業務については、システムの内製を検討します。


②ノーコード・ローコード開発ツールを活用する

社内システムを内製によって構築するには、高度で幅広いプログラミングの知識・技術が必要です。高度なプログラミング技術を有する情シス担当社が少ない場合、コーディングにリソースを割かれ、本業に支障が出る可能性があります。社内で人材を確保するのが難しい場合には、ノーコード・ローコード開発ツールを活用することも一つの方法です。

ノーコード・ローコード開発ツールを活用すれば、ソースコードの記述が不要(または最小限の記述)となるほか、直感的な操作のみでシステム開発を行えます。これにより、プログラミングにかかる時間の短縮や、システム開発のスピードの向上につながることが期待できます。



ITアウトソーシング(業務代行)で内製を効率化

社内システムの内製化には業務内容・フローに適したシステムを構築できるメリットがある一方で、システム開発のリソースを確保するのが難しいという側面もあります。

そのような場合、内製で補えない部分をITアウトソーシング(業務代行)して効率化を図るのも一つの方法です。


▼ITアウトソーシングで補える業務例

  • 社内サーバ・アプリケーションサーバの構築に必要な機器の選定や調達、セットアップ
  • 拠点間接続や社内LAN工事などの回線手配からネットワーク装置のセットアップ、フロア内LAN工事
  • 事務所立ち上げ・移転時に発生する外線・内線電話の工事 など


社内システムの構築や運用管理などを一貫して依頼できるITアウトソーシングサービスを利用することで、社内におけるリソース不足の課題を解決できるようになります。



まとめ

この記事では、社内システムを構築する方法について、以下の内容を解説しました。


  • 社内システムを内製で構築する方法
  • 社内システムを内製するときのポイント
  • 内製を効率化するITアウトソーシング(業務代行)


社内システムを内製で構築するには、スクラッチ開発とパッケージ開発の2つの方法があります。いずれも一定の開発期間・コストがかかるため、業務の棚卸しを行ったうえで、導入範囲と優先順位を決めて開発するシステムを絞ったり、ノーコード・ローコード開発ツールを活用したりすることが有効です。

社内のリソースに課題があり、情シス部門だけで対応が難しい場合には、ITアウトソーシングサービスを利用する選択肢もあります。

FGLテクノソリューションズ』の社内システム運用管理サービスでは、サーバの設置やネットワーク工事などのITアウトソーシングサービスを提供しており、社内システムの構築を支援いたします。専任のITコンシェルジュにより、貴社の業務内容や課題に応じたサービスをご提案いたします。



サービスの詳細については、こちらから資料をダウンロードしていただけます。 

  資料ダウンロード|社内システム運用管理サービス FGLテクノソリューションズのサービスに関する詳しい資料は当ページからダウンロードいただけます。情シス業務が多忙、一人情シス・体制強化が進まない、などでお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。 株式会社FGLテクノソリューションズ



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