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情報システム部門に必要な7つのスキルとは

情報システム(以下、情シス)部門では、ITインフラの構築や保守運用、社内ヘルプデスクなどの幅広い業務を担当します。そのため、情シス担当者に求められる知識やスキルも多岐にわたります。

企業のIT関連業務に携わる管理者のなかには、「情シス部門はどのような業務を担当するのか」「どのような知識やスキルが必要なのか」と気になる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、情シス部門の業務範囲と担当者に求められる知識やスキルについて解説します。

なお、IT人材の育成に必要なスキルについてはこちらの記事で解説しています。併せてご確認ください。

目次[非表示]

  1. 1.情シス部門が対応する幅広い業務
  2. 2.情シス部門に必要な7つのスキル
    1. 2.1.①ITに関する知識
    2. 2.2.②情報セキュリティに関する知識
    3. 2.3.③問題発見・解決能力
    4. 2.4.④ヒアリング力
    5. 2.5.⑤マネジメント力
    6. 2.6.⑥コミュニケーション力
    7. 2.7.⑦プレゼンテーション力
  3. 3.まとめ

情シス部門が対応する幅広い業務

情シス部門には、ほかの部門が安全かつ継続的にITシステムやアプリケーションを利用できるように運用管理を行う役割があります。一般的な対応業務には、以下が挙げられます。

▼情シス部門が担当する主な業務

担当業務
具体例
IT戦略の企画策定
  • 自社のビジョンや経営方針を踏まえたIT戦略の立案
  • 社内システムに関する運営方針の策定
社内システムの開発・導入
  • 自社業務に合ったシステムの選定または開発
  • 選定または開発した社内システムの導入
ITインフラの運用保守
  • サーバやネットワーク、IT機器の運用管理
  • 死活監視
  • 点検・メンテナンス
  • 障害発生時の復旧作業
IT資産の管理
  • 資産管理台帳の作成・運用
  • 代替機や予備機の調達・保管
  • IT機器のレンタル管理
セキュリティ管理
  • ID・パスワード・ライセンスの管理
  • セキュリティソフトの導入・運用
  • 従業員へのセキュリティ教育
社内ヘルプデスク
  • システムやIT機器のトラブル対応
  • 従業員向けのシステムやIT機器に関するマニュアル作成

なお、情シス部門の業務内容については、こちらの記事で詳しく解説しています。併せてご確認ください。

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情シス部門に必要な7つのスキル

幅広い業務に携わる情シス部門を円滑に運用するためには、部門担当者にITに関する専門的な知識やスキルが必要です。また、ほか部門の従業員とスムーズに連携するためには、IT以外のスキルも求められます。

①ITに関する知識

社内システムやIT機器の選定・運用管理に関する業務に対応するために、担当者にはIT全般の幅広い知識が要求されます。

▼必要とされるIT知識の例

  • ハードウェアの知識
  • ネットワークに関する知識
  • ソフトウェア・アプリケーションの知識 など

社内システムを構築・運用するには、サーバの設置やネットワークの構成、プログラム開発などについて理解が必要です。

また、システム障害の復旧を行ったり、ほかの部門からの問い合わせに回答したりするには、ITインフラを構成するすべての要素について知識が求められます。

②情報セキュリティに関する知識

安全な環境で社内システムを運用して、サイバー攻撃や情報漏えいなどのトラブルを防ぐには、情報セキュリティに関する知識が必要です。

▼情報セキュリティに関する知識の例

  • サイバー攻撃への対処法
  • システムやアプリケーションへのセキュリティ対策
  • セキュリティ対策ツールの運用管理
  • セキュリティポリシーの策定とマネジメントシステムの構築・運用 など

情シス部門では、社内システムやアプリケーションなどを利用するにあたって外部からの攻撃を防ぐためのセキュリティ対策が求められます。起こり得るリスクを洗い出して、技術的な対策を行うことが重要です。

また、企業のセキュリティを向上させるための意識づくりや管理体制を構築することも情シス担当者に求められる知識・スキルの一つです。

③問題発見・解決能力

情シス部門の従業員には、ITに関する問題の原因を解明して解決策を見い出す能力が求められます。

▼情シス部門に求められる問題発見・解決能力の例

  • システムエラーが起きた原因を特定して、復旧作業を行う
  • 非効率かつミスの多い業務の原因を分析して、ITツールによる自動化・省人化を図る
  • システム同士の連携ができるようにリプレイスや改修を行い、部署間の情報共有を円滑化する など

ITを活用して業務プロセスの改善や働きやすさの向上につなげるには、ITに関する知識・技術だけでなく、経営方針とビジョンを踏まえて情シス部門に求められる役割を理解する能力も必要です。

④ヒアリング力

社内システムの開発やITツールの導入などを行う際には、各部門が抱えるニーズ・課題を把握するためのヒアリング力が必要となります。

ヒアリング力とは、相手の意見を聞いてまとめるだけでなく、会話を通して本質的なニーズ・課題を深掘りする能力のことです。

情シス担当者がヒアリング力を身につけることで、現場の課題を解決するためのIT戦略や適したITツールなどを提案できるようになり、業務プロセスの改善につなげられます。

⑤マネジメント力

自社または外部のベンダーと協力してITインフラの構築やシステム開発を行う際には、スムーズな進行を指揮するためのマネジメント力が求められます。

ITインフラの構築やシステム開発を行う際には、各担当者と連携しながら複数のフローをスケジュールに沿って進行する必要があります。

▼マネジメントする項目の例

  • 予算とスケジュールの策定・管理
  • 目標設定と進捗の管理
  • プロジェクトにおける進捗状況の把握と業務の指示
  • リスクの洗い出しと対策法の策定 など

情報共有ミスによるトラブルや進行の遅延を防ぐには、情シス部門でプロジェクトのマネジメントを行うことが重要です。

⑥コミュニケーション力

情シスの担当者には、各部門の従業員やベンダーの担当者と円滑に情報伝達を行うためのコミュニケーション力が欠かせません。

従業員のなかには、ITに関して詳しくない人もいます。システムエラーの発生や操作方法に関する問い合わせがあった際には、状況の聞き取りを行い、専門用語を使用せず分かりやすい言葉で解決方法を伝える必要があります。

また、社内システムの開発・導入を行う際には、ほかの部門やベンダーの担当者と連携して進行する必要があるため、要点を分かりやすく伝えて円滑に情報共有を行うことが求められます。

⑦プレゼンテーション力

情シス部門に必要とされるスキルには、プレゼンテーション力も挙げられます。

プレゼンテーション力とは、伝えたい情報や自分のアイデアなどを整理して道筋を立てて説明できる能力を指します。

情シス部門において、新たに社内システムの開発やITツールの導入を行う際には、経営層と各部門にその必要性を理解してもらうことが必要です。自社でITを活用する必要性や期待できる効果などを的確に伝えられると、説得力が高まります。

まとめ

この記事では、情シス部門に必要なスキルについて以下の内容を解説しました。

  • 情シス部門が対応する業務の範囲
  • 情シス部門に必要な7つのスキル

情シス部門の担当者には、ITと情報セキュリティに関する知識をはじめ、問題発見・解決能力やマネジメント力、コミュニケーション力などのさまざまなスキルが求められます。

情シス部門が担当する業務の範囲は幅広いため、少人数で運用している場合には、必要なスキルのすべてをカバーするのは難しいと考えられます。知識・スキル面でのリソースに課題がある場合には、ITアウトソーシング(業務代行)を活用することが有効です。

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山根 佐利
山根 佐利
1998年に入社し、インフラエンジニアとしてシステム導入から運用を担当しました。 2000年には社内情シス業務のアウトソーシングサービスを立ち上げ、現在はマーケティング兼プリセールスを担当し、サービス事業部と共に自社の社内情シス担当も兼務してノウハウを習得しています。

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